人生のスパイスが欲しい。

自分にも貴方にも、私は力になりたいのです。

私は人の力になりたい

自分の一番の原動力を知る。

ツイッターを登録しました。

随分前にアカウントはあったのですが、三日坊主の面もあり更新は日に日に減り今では凍結寸前となっていました。が、この度PCで色々いじってサイドバーに表示させる技術を身に付けたのでせっかくなのでこの機に登録してみました。ブログを書くほどでもない内容の時にちょこっと呟こうと思います。

また、便宜上名前を悠梅に変更しました。(勿論偽名ですが、)これで「ゆめ」と読みます。ただの当て字です。

 

初心を取り戻す。

私は大学院へ進学するつもりです。今の自分では仮に内定を頂くことができたとしても企業の力になることはできません。それくらい、学生時代に打ち込んだことがないのです。(ネトゲはやり込みましたが、流石にESには書けませんしね・・・。)勉強は好きです。そして私は高校三年生の時に「もっと勉強したい」と思い大学へ進学しました。初心を思い起こしました。だからこそ、私は大学院へ進学してもっと専門分野を深く学びたいと思いました。大学院は今通っている大学以外の院も視野に入れて、これから検討していきたいと思います。

 

私は決意で来たのはある人のおかげ。

散々就活するつもりでいた私ですが、大学院へ進む!と決心できたのはある人のおかげなのです。それはネトゲ上の友達:Dさんです。「またまた~」と仰るやもしれません。ですが、「たかがネトゲ、されどネトゲ」なのです。基本的にネトゲは顔や素性は知れずとも相手はれっきとした人間です。そこでは現実世界と同様に人間関係があり、社会と呼べるようなものがあります。勿論ゲームですから「狩りに行こうよ!(勧誘)」とか「○○と△△を交換してくれませんか?(売買等取引)」「○○討伐メンバー募集(告知)」などなど、ゲームに関連する話が殆どを占めます。ですが、そのうちに、ほぼ毎日顔を合わせる「友達」ができます。現実と同じですね。一緒に遊んだりお話したりするにつれ少し込み入った話をする機会が、チャンスが増えるわけです。顔も知らない・会ったこともない人だからこそ相談できることがきっとあるんですね。

私を救ってくれたDさんとは今年で三年目の付き合いになるのですが、彼はゲーム以外の現実のことでの悩みですとか、そういうのを親身に聞いてくれます。(ぼかすところはぼかします。)また、彼も私に相談をしてくれます。そういうところから彼から力をもらえるんです。「バカバカしい」ですか?でも、「ネトゲか現実か」だけが違うところで、他はすべて一緒なんですよ。

 

彼もまた悩んでいました。

これは私の持論になりますが、すごく偏った言い方かもしれませんが、「ネトゲにいる人は大きかれ小さかれ何かしら心に闇を抱えている人が多い」と思います。私は彼に、抽象的な言葉の羅列でしたが色々相談に乗ってもらいました。「自分が苦手とするをやらなくてはいけないこと」や「自分は心配性だから中々行動に移せない」だとか「自分を情けなく思っていること」などなど・・・。本当に情けないことを聞いてもらいました。それでも彼は親身にこたえてくださいました。(ちなみに私と彼は「恐らく」同い年です。)

余談ですが、実際は彼も(詳しいことは一切書きませんが)あることで悩んでいました。いつも明るく振る舞っていた彼ですが、ある日チャットをしたときは、文面を見ただけでも悲しそうでお辛そうなのが明らかでした。彼の身を置いている場所が分からない以上外野の私が言えることなんて何もありませんでしたが、「もし私が彼だったら、どう言ってほしいだろうか」それをずっと考えていました。(彼と私は違いますけれど)私だったらただ話を聞いてくれるだけでもとっても嬉しいと思いました。だから精一杯耳を傾けました。

 

良い影響を沢山与えてくれました。

彼はいつも頑張っていていつも辛そうにしていましたけれど、それでも「充実している」と弱音をあまり吐かずにいました。その彼の姿を見て「対して私は何をしている(した)だろうか」と何度も思いました。「Dさんも頑張っているのだ、私も見習おう」「Dさんのようになりたい」と思いました。一人では越えられない壁も、誰かの力があれば乗り越えられる。例えそれが傍にいない人でも目に見えない人でも、同じ力なのだと気づきました。

 

miraigo.hateblo.jp

 

この記事でも触れましたけれど、人は環境一つで何にでもなれるのだと思います。私はネトゲをしていて、彼以外にも沢山の友達に出会いました。尊敬する人、大親友、慕ってくれる人、頼りにしてくれる人、沢山です。(勿論苦手な人にもお会いしました。)ネトゲは決して無駄ではなかったと、思います。

 

「無駄ではなかった」・・・過去形?

私はそろそろネトゲを卒業するつもりです。今きっぱりと辞めるというわけではないのですが、現にここ最近はネトゲから離れた生活を送っています。ネトゲをして得られたことを胸に、これからは現実をもっと生きなくてはいけません。多少の不安はあります。昔痴漢やらストーカーやら盗撮被害に遭った身としては少し人間不信になっていますし、(恐らく私はエンパスなので)人混みがとても苦手なのです。それでも、ネトゲで私を慕ってくれる人がいた事実は私の力になっています。同じ人間ですもん、ゲームか現実かの違いだけ。

私の基本性質は「誰かの力になりたい」。必要としてくれることを幸せに感じるのです。でもそのためには自分に力がないと、100%で力になることは不可能だと思うのです。どんな分野であろうとも、それが今は研究であっても、まずは自分自身に力をつけることが大切だと考えました。

だからこそ、これからは現実で今よりもっと頑張ろうと思います。

 

別れがあるから出会いがある。

卒業とは、すなわちネトゲで出会った友人との別れを意味するわけです。勿論私がプレイしてきた間に卒業をしてゆく方は沢山いらっしゃいました。その瞬間瞬間は結構心に堪えました。でもしょうがないです。そして今は自分で決めて自分が卒業をする番。友達との別れは辛いです。もう会えないでしょうから。

「出会いがあるから別れがある」。この考え方は悲しいな。出会っても最期には別れが来てしまうのはとても物悲しい。

「別れがあるから出会いがある」。この考え方の方が嬉しいな。希望や可能性を彷彿刺せるような気がします。ただの気の持ち様の話ですが、でもそれって案外とっても大事なことだと思います。だから私はこっちを信じたいな。

 

今はそれでもまだ決心できないけれど、その時が来たらみんなに「ありがとう」と伝えて、私は次に進もうと、思う。